断捨離:気持ちが変わる、生活が変わる。
わたしは断捨離を実践するようになって数年経つ。
実は懸賞が大好きでした
もともと物欲があるほうで、過去に 懸賞に応募していた時期があった。
子どもを産んだばかりの時は、子どもが昼寝をすると自分の時間ができるので
インターネットやはがきで懸賞応募するための作業をよくしていた。
応募数は多かったと思う。
たまに当選するときがあったが、 商品が当たるのがとにかく嬉しかった。
当時は専業主婦で、育児と家事だけの日々。それなりに楽しかったし忙しかったが
毎日子どもと二人きりの時間だった。
その育児と家事以外の何かをしたかっただけなのかもしれない。
そして、たまに当選して商品が送られてくるとドキドキわくわくした。
当選した!というドキドキ感がわたしを懸賞生活に駆り立てたのかもしれない。
その物がどうしても欲しい という気持ちよりも 得をしたい・当選してドキドキしたい!という気持ちの方が強かったと思う。
断捨離知ってから懸賞をやめた。
しかし 数年たった今 当選したもので 残っているものは 残念ながら何もない。
どれも わたしにとって大切な物ではなかった。
どうしても必要なものは自分でお金を払って購入しただろう。
当選!というドキドキ感と引き換えに、我が家はどんどんガラクタばかり増えていった。
当時は懸賞に当選する技みたいなものを研究?するために本を読んだ。
はがきにマスキングテープをはって目立たせたり、コメントをプラスして書いてみたり… 当選に効果があったかは 実際わからないが わたしは実践していた。
そんな懸賞生活も、断捨離を知ってからはすっかりやめてしまった。
懸賞を応募するのに時間がかかる。
時間を使って ガラクタを増やすなんてもったいないと思った。
懸賞が悪いわけではない。好きな人は懸賞生活を楽しめばいい。ただ、わたしはすっきりした部屋をキープしたいので 必要なもの以外はいらない。
断捨離を知ってから、わたしの生活はすっかり変わったと思う。
本当に好きなこと、大事なことに時間を使うようになった。
物は必要なものだけがあればいいことを知った。
自分軸で物事を考えるようになった。
断捨離をはじめてから 変わったわたしの気持ち
断捨離をしはじめた最初の頃はごみ袋が何十個も出た。
粗大ごみは何度も何度も出した。
そして部屋がみるみるうちにすっきりした。
部屋だけでなく、自分の気持ちも軽くなっていったように思う。
自分に大切なことは何だろうか?と考えはじめるようになった。
自分に大切なこと、それは社会とつながること。
ストレスを溜めやすく、人間関係はあまり得意ではないわたしだが、やはり家にこもっているだけでは物足りない。外に出て働こうと思った。
二人目の子どもが産まれて1歳になったときに仕事復帰することにした。
妊娠前にしていた仕事をもう一度 挑戦することにした。
子育てと家事と仕事の両立をしたいので、無理のないように非常勤での仕事を選んだ。
家にこもって家事と育児をしていた頃よりもずっと、自分らしく生活できているような感覚がする。本当は、こうやって働きたかったのだろう。その気持ちに蓋をしていたのかもしれない。
断捨離をして、自分の本当にやりたいことが以前よりも分かるようなってきたとわたしは思う。
自分の人生は永遠に時間があるわけではない。
無駄な時間をだらだら過ごすのはもったいない。
断捨離にもし出会えなかったら、いったいどんな生活を送っていたのだろう。
私は断捨離に出会えていい方向に自分の生活が変わったと思う。
これからも断捨離を続けていきたい。